品種について

こちらでは、鈴木農園で栽培している品種についてご紹介いたします。

当方では、いままで栽培していた「とちおとめ」に代わり、新しい栃木県の品種を栽培しております。

その名も「とちあいか」。栃木県として10番目のオリジナル品種であり、ハート型の鮮やかな赤色のイチゴです。2019年秋に初出荷されており、断面もハートの可愛いイチゴです。

「とちあいか」とは

国内で最もポピュラーな品種「とちおとめ」の後継と言われる品種が「とちあいか」です。

とちおとめに比べて甘味が強く、酸味はひかえめ。口にしたときの風味がよく、爽やかで、重たく残らないことが特徴です。サイズはとちおとめよりも大粒。とても食べ応えがあります。

今後、メジャーな品種へと成長する可能性を感じる、栃木のニューホープです。

栃木県の強いこだわり

イチゴの新種は、基本的に品種同士の掛け合わせで誕生します。

「とちあいか」と聞くと、「とちおとめ」と他の品種を掛け合わせたように感じますが、そう簡単なものではありません。

栃木県では、県が保有する300種近い品種を掛け合わせて、一から新種の苺を造ります。

それら新しい品種たちが現場で栽培されるまでには、実に10年の歳月が費やされるのです。